極真空手はフルコンタクト・直接打撃制ですから、打ち身・打撲などの軽度のケガ日常茶飯事です。
だからといって、しなくても良いケガをするのは愚の骨頂です。
ですから、無駄なケガをしないようにしっかりと予防・対策をすることが大事になってきます。
極真空手でケガをする場合のほとんどは組手(スパーリング)です。
もちろん、壮年部が準備体操などをしないでいきなり稽古をしてアキレス腱を切ったとか、肉離れになったとかは極真空手に限らずスポーツ全般で起こることです。
道場稽古での組手(スパーリング)では、サポーターを着用しますが、そのサポーターもピンキリなので、ケガを極力減らしたいと思うなら、しっかりとしたサポーターをフル装備することです。
●拳サポ(拳サポーター)
拳サポは5本の指がむき出しですから当然突き指のリスクがあります。
突き指をしたくない場合は、5本の指が覆われているグローブを着用することです。
●スネサポ(脛サポーター)
単にスネ部分だけのスネサポより、足の指まで覆っているスネサポのほうが足先のケガのリスクが減ります。
●ヒザサポ(膝サポーター)
道場生の中にはヒザサポを着用しない人もいます。
当然着用したほうがヒザのケガのリスクが大幅に減ります。
●金的サポ(金的サポーター)・ファールカップ
道場生の中には金的サポを着用しない人もいます。
当然着用したほうが金的に打撃が入った場合のケガのリスクが大幅に減ります。
●マウスピース
道場生の中にはマウスピースを着用して組手(スパーリング)をする人もいます。
歯を守りたいという場合は、マウスピースの着用も考慮するといいでしょう。
※マウスピースの詳細は「極真会館マウスピース・マウスガード(K3システムマウスガード)について」をご参照下さい。
以上にように、サポーター類一つでも、ケガを予防・対策することができますので、よく考えて選んで使用するようにして下さい。
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