空手着の着方の方法はほぼ一つですが、正座をして着るか立って着るかの違いがあります。
「史上最強の空手を始める人に/大山倍達」「極真空手の「基本」/大山倍達」「極真空手入門/郷田勇三」「空手/数見肇著・松井章圭監修」の4冊では、正座をして着る方法が紹介されています。
ですが、「秘伝極真空手/大山倍達」では、正座して着る方法は紹介されていません。
普段の道場稽古前に空手着に着がえるときは、立って着がえるのが普通です。
ということで、「秘伝極真空手/大山倍達」で紹介されている立った状態での空手着の着方をご紹介します。
なお、帯の締め方ですが、よりきれいに見える締め方がありますのでご紹介します。
下の写真をご覧下さい。
通常の帯の締め方だと左側のような後姿になります。
しかし、あるやり方で締めると右側のようにきれいに帯を締められます。
ここでは、右側の帯の締め方をご紹介します。
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下着の紐をしっかり結び、上着を着ます。
上着の右側を下に左側を上にして重ねます。
帯を持ち、帯の中心がへその辺り(下腹部)にくるように当てます。 |
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帯を背中から一回りさせ、帯を強く締めます。 |
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帯をきれいに締めるのはここからがポイントです。
左側からの帯を下に入れ込みます。 |
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前が入ったら横も入れていきます。 |
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横が入ったら後ろを入れます。
これでOKです。
きれいな後姿になります。 |
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右側からきた帯を空手着の帯の間へ下から上に通します。
通したらギュッと強く締めます。 |
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下から伸びた帯を、上の帯の内から外に通して結びます。
これで完成です。 |
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