女性が極真空手をする場合、肉体的に2つの点で注意する必要があります。
それが「骨密度低下」「貧血」です。
この2点は、子供を出産したことがあるママさん空手家にとって顕著な肉体的デメリットと言っていいでしょう。
この2点に共通する要因が体脂肪です。
女性は一定の年齢になると、母性本能として体に脂肪を溜め込もうとするため、男性に比べ体脂肪が多くなりがちになります。
つまり、太りやすくなるということです。
そこで女性の多くがダイエットをするわけですが、女性がダイエットをする場合、食事量を減らすrことで痩せようとします。
しかし、この食事制限ダイエットは、とても危険なダイエット方法なのです。
食事制限をすると当然体重が落ちます。
その結果、体脂肪率が15%を切るようになると、女性ホルモンの分泌に支障をきたし、骨密度の低下につながるのです。
極真空手は、直接打撃制の組手を行いますので、骨密度が低下すると、骨折リスクが増えますので要注意なのです。
また、食事制限をして食事量を極端に減らすと、当然栄養素の種類も量も減ります。
タンパク質、鉄、銅などの栄養素が減ると、鉄欠乏症貧血になる可能性があります。
貧血になると、血液を通じて体の中に酸素が十分に行き渡りにくくなるため、有酸素能力が低下します。
つまり、スタミナ不足になるのです。
極真空手の組手は、スタミナはとても重要な要素ですから、貧血は気を付けなければいけません。
女性空手家は「骨密度低下」と「貧血」を予防するために、ビタミン、鉄分を中心としたミネラル類を豊富に含んだ食事をしっかりと食べるようにしましょう。
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