足を止めて打ち合うだけが極真空手ではありません。
特に体が小さい人が大きな相手に勝つには、ステップを使ったり、スイッチしたり、相手の攻撃に素早く反応し動くことが重要になります。
大山倍達総裁は次のように語っています。
極真空手はこれから「格調高い空手」を目指す。
そのためには、強靭な精神力と理に適った基本、地に則った型、それに点を中心として円を描く抜群に強い組手、これこそが一般大衆が憧れる空手で、極真空手はそれを目指すと明言していました。
「点を中心として円を描く抜群に強い組手」を実現するには、速くしなやかな足さばきが必要になります。
俊敏に動くためには、「どう動くか」そして実際に「体を動かす」という2つのプロセスを脳が瞬時に判断し指示を出します。
ですから俊敏に動く、俊敏性が高い人というのは、この2つのプロセスがうまく連動されています。
この神経系(脳からの指令により身体を動かす)を鍛えるには意識的にトレーニングをする必要があるのです。
俊敏性のトレーニングの詳細については下記ページをご覧下さい。
ラダートレーニング 俊敏性アップ&ステップ上達法
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