黒帯〜極真空手の黒帯になるための徹底ガイド〜
三ヶ月経って変わらない顔はカラテを続ける資格のない顔だよ/大山倍達総裁
 
 
極真空手・極真会館 昇級審査ガイド

極真会館昇級審査ガイド リスト



トップページに戻る
 極真会館昇級審査の内容

昇級審査の内容ですが、支部・道場によってかなり違ってきます。
管理人は今まで3つの支部で昇級審査を受けていますが、昇級審査内容はかなり違いました。
3支部で共通した昇級審査項目は4つ、「基本」「移動」「型」「組手」です。
この4つの審査項目は、どの支部での昇級審査にもあると思います。

基本」は、普段の道場稽古でやっている内容ですから、稽古に出席していれば問題ありません。

移動」も、白帯、オレンジ帯、青帯の初級者の場合、普段の道場稽古でやるごく基本的なものしかやりませんので、道場稽古に出席していれば特に問題ありません。
ただ、黄帯、緑帯、そして茶帯になってくると、「移動」の内容も複雑になってきます。
普段通っている道場で昇級審査を受ける場合であれば、昇級審査の指示・号令を出すのも普段の稽古で指導する師範や指導員になるでしょうからいいのですが、昇級審査を普段通っている道場ではなく、例えば本部道場などで受けるような場合、指示・号令を出すのが全く指導を受けたことがない師範・指導員という場合があります。
こういうケースは結構困ります。
初級者の頃であれば、基本的なことしかやりませんでいいのですが、中級者以上になると「移動」の種類もかなり多くなりますし、昇級審査で何が出るのか分かりませんので、事前にしっかり練習しておくことが大切です。

」が、昇級審査で最も難しいです。
「型」は、級により修得する内容が違いますし、昇級審査で出る「型」も支部により違ってきます。
支部・道場によっては、道場内の壁に昇級審査の級別の「型」が貼りだされていたり、支部・道場のホームページや用紙に書かれて配られるような支部・道場もあります。
昇級審査でどの「型」をやるのか分からない場合は、師範・指導員に確認するようにしましょう。
昇級審査の「型」は、通常「無号令」で行います。

組手」は、緑帯までは通常1人と1分程度の組手をします(支部・道場により違いがあります)。
茶帯の昇級審査を受ける場合、支部・道場によっていは、5人程度の連続組手をする場合もあります。
1人だけか連続組手かは、支部・道場により違ってきます。

以上の4項目、「基本」「移動」「型」「組手」以外に、「補強」「柔軟」「ボール蹴り」「棒(帯)跳び」「逆立ち」などがある場合があります。
何をやって何をやらないかは支部・道場で違ってきますので、昇級審査の前に確認するようにしましょう。

「補強」は、主に「拳立て」です。
拳立てで連続30〜50回程度行ないます。
「柔軟」は、開脚で胸が床に付くかを確認します。
「ボール蹴り」は、天井から吊るされたボールを左右両方の足で飛び蹴りします。
「棒(帯)跳び」は、棒(帯)を前後10回跳びます。
「逆立ち」は、2回失敗したら終わります。
以上が基本的な内容ですが、支部・道場によりやり方や決まりは違う場合があります。

空手の実技項目が全て終わった最後に、「筆記」がある場合があります。
「筆記」の有り無しも支部・道場で違います。
通常「筆記」の内容は以下のものです。
この内容を覚えておけば、だいたい大丈夫だと思います。

■極真会館 道場訓
一、吾々は心身を錬磨し確固不抜の心技を極めること
一、吾々は武の神髄を極め機に発し感に敏なること
一、吾々は質実剛健を以て克己の精神を涵養すること
一、吾々は礼節を重んじ長上を敬し粗暴の振る舞いを慎むこと
一、吾々は神仏を尊び謙譲の美徳を忘れざること
一、吾々は智性と体力とを向上させ事に臨んで過たざること
一、吾々は生涯の修行を空手の道に通じ極真の道を全うすること

■極真の名前の由来
千日をもって初心とし、万日をもって極みとする。

■極真の精神
頭は低く、目は高く、口慎んで心広く、孝を原点として他を益する。

■押忍の意味
尊敬・感謝・忍耐

■型の3要素
技の緩急・力の強弱・息の調整

■空手の定義
点を中心に円を描き線はそれに付随するものなり

■極真の理念
実践なくんば証明されず、証明なくんば信用されず、信用なくんば尊敬されない。





 
  当ホームページ「黒帯〜Black Belt〜」に掲載されている記事・写真・図表などの無断転載を禁じます。  
Copyright (C) Kuroobi All Rights Reserved.