黒帯〜極真空手の黒帯になるための徹底ガイド〜
急ぐことはない。一歩一歩、ゆっくり確実に階段を上がって行ったらいい/大山倍達総裁
 
 
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 極真空手の黒帯についての大山倍達総裁・松井章圭館長の言葉

武術は、最も体力に直結したものだが、この武術の素晴らしいところは、根気よく、地道に努力すれば、黒帯くらいにはなれることでだ。
実際には、体力よりもその根気の続く者が少ないから、黒帯になれる人はかなり限られてくる。
それだけに、極真カラテの黒帯は価値が高いとされるのである。

大山倍達総裁



よく、極真の黒帯は何百人に一人だとか言われますが、そんなことは関係ないです。
黒帯には誰でもなれます。
黒帯になってみたら、誰でも黒帯になれるということが初めてわかります。
ただ、根気よく続けるか、続けないか、の問題だけです。
人にはいろいろな状況があって、その人の人生の方向性もある。
その人がその時期に、本当に自分の方向を空手以外に見つけたときは、その方向に行くのがその人のためだと思います。

基本的には、強くなりたいと思って入門する人も、健康のためにと入門する人も、すべて最低でも黒帯まで達するべきだと思います。
初段が一つのラインですから。
初段にまでなれば、ある程度自分で自分の体を見ながら稽古を進められるし、初段になって初めて、指導されなくても自主的に稽古ができるようになると思います。
そこまでやれば、道場を離れたとしても自分なりの稽古は続けられますから、身についたものはある程度は持続できるはずです。

茶帯と白帯はもちろん違いますが、茶帯まででは一つの区切りにならない。
一段上がるというのは、やはり黒帯になったときです。
ひと山越えたというのが黒帯です。

その人自身の積み重ねがあって、達成感があって、充実感があって、安心感もあって、それが自信につながるわけです。
自信を持って黒帯を締めると、意識が黒帯になってすべてが変わってきます。
空手の技術も違ってくる。
不思議なもので茶帯から黒帯になると、一日で違ってくる。
空手を始めたら、そこまではやるべきです。

繰り返しますが、黒帯には誰でもなれます。
黒帯になって、気がついたら自分が望んでいたある程度の強さは身についています。
健康にもなっています。
そういうものです。

松井章圭館長





●参考書籍・転載書籍
極真の精神/大山倍達
極真 新たなる歩み/松井章圭






 
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