黒帯〜極真空手の黒帯になるための徹底ガイド〜
 
 
 
 管理人・左衛門 極真空手修行記

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 高校生の入門と道着 左衛門極真空手修行記(2015/4)

高校生の入門
今回は、最近新しく入門した高校生の道場生と道着について触れようと思います。

●入門者
以前も書きましたが、私の所属している道場は、一般部(壮年を含む)と少年部で練習の日程が違う。
最近では少年部から中学生・高校生になった道場生たちは、そのままの時間で練習している関係で、私達の一般部の練習は壮年がほとんどです。
というか、壮年しかいない。
平均年齢は40代。

そんな中、高校生が新しく入門してきました。
新しい道着に袖を通している姿も新鮮だし、道着の着こなし方にも初心者らしさが見える。
はっきり言って様になっていない。
帯の締め方、閉める位置などが変なのだ。
黒帯の先輩たちは、黒帯を巻いていなくても道着の着こなし方だけでも強そうに見えるものです。

●道着
極真の道着にも何種類かあります。
最近は総本部公認の「一撃道着」が一般的だ。
この高校生も一撃道着を渡されて着ていた。
この一撃道着の特徴は、色は純白で、胸の「極真会」のマークが細字で刺繍してある。
以前は、「イサミ製」の道着がほとんどの道場で入門者に渡されていた。
色はアイボリーで、胸の「極真会」のマークが太字で刺繍してある。
もしくは「イサミ製」の道着で、純白で太字刺繍のもの。
私は、この3種類の道着を愛用し、交互に使っています。
他にも「マーシャルワールド製」の道着もあるようだ。
私は、色は純白、刺繍は細字が好みなのだが、それぞれの道着に愛着があって、古くなってもなかなか捨てられないでいる。
アイボリーの道着も、純白の道着も長く使っていると、色の差はさほどなくなってくる。
アイボリーは白くなるし、純白は汗が染み込んだりしてアイボリーっぽくなってくる。

話を新しく入門した高校生に戻そう。
基本稽古もそうですが、ミット稽古・サンドバック稽古を見ていると、動きがぎこちない。
パンチのワンツーは打てるのですが、ワンツー・ボディや、パンチと蹴りの、ワンツー下段になると極端におかしくなっている。
初心者だから仕方ないことですが、高校生くらいになると、スポンジが水を吸収するように技を覚えていくし、少し練習すればスタミナもついてくる。
上手くなるには、繰り返し反復練習することだ。

合同練習が終わり、自主トレを行う。
この高校生は補強を行っていた。
まずは「拳立て」。
ところが拳立てが出来ない。
拳が痛くて、畳に当てられない。
確かに、最初の頃はそうだったかもしれない。
拳を見ると、柔らかそうな拳をしていた。
拳立てが出来ないなら、「腕立て」ということでやってみたが、10回くらいしか出来なかった。
初々しい限りだ。
先生からは、10回3セットをまず出来るように、それからだんだんと回数を増やしてやるように指導されていた。
来年の今頃は、技も覚え、スタミナもついて、私達壮年空手家では手に負えなくなっているかもしれない。
追い越されないように日々研鑚を重ねます。             
                            
押忍。





 
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