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「技を吸収されてしまう先輩A」 左衛門極真空手修行記(2014/1) |
1月某日の道場稽古
●基本稽古
うちの道場の基本の特徴は、数が多いこと。
突きは各30本、受け・手刀は20本、蹴り各30本が普通です。
私もいろんな支部、道場に移籍をしてきたが、多くて20本だったからかなり多いほうだろう。
長い年月積み重ねれば、大きな差になるだろう。
●移動稽古
一番苦手な練習が、移動稽古です。
単純な移動なら大丈夫ですが、型の平安の裏の動きに出てくる逆回転系の動きが苦手だ。
回転するときに、体の芯がぶれないように注意しながら行った。
地味な稽古だが、体がぶれるということは、組手の時にも崩されやすいということだ。
●コンビネーション
うちの道場はサンドバックを使ってコンビネーションの練習をする。
軽く4本の後、全力で10本。
これを3人で回していく。
体に染み込ませた技しか組手では出せないものです。
●スパーリング
うちの道場は約束組手から始まります。
突きのみ
突きに回し蹴り
突きに蹴り技すべて
最後に自由にスパーリングを行う。
うちの道場は、黒帯が多く、色帯が少ない。
しかも、黒帯には県内外の大会でのチャンピオンが数人います。
その黒帯を紹介します。
初回は、「技を吸収されてしまう先輩A」
この先輩は、体も大きくなく、道着を着ていなければ普通の人。
私はウエイトトレーニングをやりこんでいるのでパワーには自信があります。
スパーリングの時、何度か力で押し込んでいこうとするのだが、うまくいかない。
相撲で言えば「いなし」。
技が吸収されてしまうのだ。
北斗の拳でいえば、トキのようなものか?
この先輩曰く「相手の力を無にする工夫をしてる」と言う。
ん〜ん。
今度、動きをよく観察しよう。
押忍。
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