A,その気持ちよく分かります。
私も極真空手に入門する前は、それが一番心配でした。
というものも、私は10代の頃（高校生）、一度だけ極真会館の道場に見学に行ったことがあったのですが、その時の組手（スパーリング）があまりに激しくて、『これは無理・・・』と、結局入門せずに帰ったことがありました。

その後、20代半ばで極真会館に入門しましたが、10代の頃のあのイメージが強烈に残っていたので、不安で不安で仕方がありませんでした。
道場に知り合いでもいればかなり違うのですが、一人もいなかったので、頼るのは自分一人という状態でしたから、とにかく組手は不安でした。

ですが、白帯の頃はあまり組手はしませんし、したとしても相手の色帯も黒帯の先輩達もほとんど技は出さずに、受けるだけという具合に、力を抜いてやってくれますから大丈夫でした。

「空手バカ一代」を知っている方は、「極真空手＝ケンカ空手」というイメージを持っているでしょうが、入門してすぐにガチンコの組手をしたり、ましてやボコボコされるなどということはありませんから、ご安心下さい。

ただし、他流派の空手や他の武道・格闘技の経験者やヤンキー（？）などで、そのことを誇示したり、態度が著しく不遜だった場合は知りません。
そういう特殊な例を除き、最初から激しい組手をするようなことはありません。

現在の極真会館は、少年部が充実していますし、女子部も活発、さらに壮年部も盛んですから、怖いイメージはまったくありませんので大丈夫です。

私は5つの支部に在籍した過去がありますが、どの支部、道場の指導者も、普段着だと極真空手の有段者には見えないほど物腰の柔らかな、紳士が多いです。

結論ですが、ボコボコにされるようなことはありませんから、安心して極真空手にチャレンジして下さい。