黒帯〜極真空手の黒帯になるための徹底ガイド〜
 
 
 
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 ワールド空手 2016年5月号 レビュー


ワールド空手 2016年5月号



【ワールド空手 2016年5月号 レビュー・内容紹介】

巻頭カラーは、全号に引き続き、4月23日(土)に百人組手に挑戦することが決定した第11回世界王者・ザハリ・ダミヤノフ選手。
そして本号では、【完全保存版】100人組手40年史 1972−2014 大山泰彦からタリエル・ニコラシヴィリという特集があります。
この百人組手特集はとても良かったです。
百人組手のルーツから意味、成功から失敗、百人組手の対戦者のインタビューまで網羅され、極真空手の百人組手の全てが分かる中身が濃い特集になっています。
必見です。

カラー12ページの「木立裕之先生のスパーリング対談」という企画が素晴らしい。
対戦相手は、橋佑汰選手と鎌田翔平選手。
どちらも全日本ウエイト制王者です。
この企画は、木立裕之師範が、現役トップ選手と実際スパーリングをして、その後対談をするという画期的な企画で、実際手合せをしてその後に技術的な意見交換をしているので、机上の空論にならず、とても濃密な対談になっています。
この企画を考えた編集部はもちろん、この企画を引き受けた木立師範が凄い。
木立師範は2009年の第41回全日本大会を最後に現役選手を引退していますので、引退して7年近くになります。
引退した元選手が今現在の現役バリバリのトップ選手とスパーリングをして対談するという企画は、誰でもができることではありません。
高い実力を維持していないと決してできませんので、木立師範はうってつけなのでしょう。
この「スパーリング対談」は、とても面白い企画なので、今後も定期的にやってほしいです。

トップ選手のテクニック講座は、「2016年最先端フットワークを研究する!」。
新世代の “小よく大を制する” 空手第1弾として、 大澤佳心選手の「スイッチワークで相手を翻弄する組手」です。
フットワークのレベルアップの参考になります。

2016年最先端フットワークを研究する!


本号で一番驚いた記事が、最後にありました。
めざせ、壮年の星を!
今年、喜寿(77歳)を迎えるスーパー壮年部
剣持利夫 弐段(本部直轄東松山道場)

ビックリポンです。
77歳で現役指導員でほぼ毎日道場で稽古しているとか。
凄過ぎます。
脱帽です。
又割り写真がありましたが、腹が床にぴったり付いています。
自分が77歳で極真空手のスパーリングをできるか自信がありません。
凄い人っているんですね。
他にも同じ道場に通っている70歳の茶帯&65歳の黒帯のお二人も紹介されていますが、壮年部の方は是非読んでもらいたい内容でした。


2016年5月号は、とても充実した内容でした。


管理人・左近



ワールド空手 2016年 05 月号




 
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