黒帯〜極真空手の黒帯になるための徹底ガイド〜
喰ったら寝るな、喰ったら動け!腹が減ったら寝よ、起きたら寝よ/大山倍達総裁
 
 
極真空手・極真会館 道場稽古ガイド

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 道場稽古前の食事は「糖質」を中心にしよう

極真空手の道場稽古の時間は1時間から2時間程度、その道場稽古前に食事を摂る場合のポイントや注意点ですが、最も重要なのは、道場稽古中にエネルギー不足になる、いわゆる「ガス欠」にならないことです。

ですから、道場稽古中にガス欠にならないように、道場稽古前に食事・軽食を摂ることは大事になってきます。
では何を食べればいいのかということですが、それは、エネルギー源を体内に最大限貯めることができる「糖質」を中心に摂ることです。
さらに、食事から摂ったエネルギー源を道場稽古中効率よく使えるようにする「ビタミン・ミネラル類」を併せて摂るようにすることも大切です。

道場稽古前に食事・軽食を摂る場合ですが、できれば道場稽古の開始時間の1〜2時間前までに摂ることが望ましいです。
ただし、仕事や学校などが終わった後に道場稽古に出る場合ない、必ずしも道場稽古前に時間がない場合もありますから、必ずということではなく、「できれば」ということです。

道場稽古前の食事・軽食としてお薦めなのは、「バナナ」です。
また「タブレット」「ゼリー」などもいいと思います。

次に注意点ですが、まず注意しなければいけないのは、道場稽古直前に食事を摂ることは避けるようにするということです。
何故なら、食べ物を食べた後は消化吸収にある程度の時間が必要なので、せっかく摂った栄養・エネルギー源であっても、直前に摂った栄養は消化吸収が間に合わず、道場稽古中のエネルギー源として利用できないこともあるからです。
さらに、消化が間に合わず体の動きが悪くなるなどの悪影響の可能性もあるので、道場稽古直前に大食いすることはやめましょう。

2つ目の注意点は、摂ったエネルギー源を道場稽古中に速やかに使え、さらに内臓の負担を減らすためになるべく消化が良い食品を選ぶということです。
普段の食生活では食物繊維を摂ることが大切ですが、食物繊維をたっぷり摂ると腸内でガスを発生させる可能性があるため、道場稽古中に違和感となって稽古の動きに支障をきたすことも考えられますので、食物繊維を多く摂ることは道場稽古前の食事では避けるようにしたほうがいいでしょう。

3つの目の注意点は、道場稽古前に大食いすることは避けなければいけませんが、逆に何も食べないというのもよくありません
何も食べないとエネルギー源が取れていないということですから、道場稽古中にエネルギーが切れる可能性があります。

まとめになりますが、道場稽古前の食事は「糖質中心」で、消化の良いものを選ぶようにしましょう。


道場稽古後の食事は「タンパク質」を中心にしよう





 
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