黒帯〜極真空手の黒帯になるための徹底ガイド〜
 
 
 
 管理人・左衛門 極真空手修行記

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 暑さ対策  左衛門極真空手修行記(2017/6)


今年も暑い夏の季節がやってきました。

まだ、梅雨明け宣言はされていないが、全国各地で35℃を超える猛暑日になっている地域が増えている。
私がいる地域でも先日、37℃越えの日本一暑い日があった。

そこで注意しなければならないのが、暑さ対策だ。
私が子供も頃は、30℃超えれば真夏日で暑い方だった。
しかし、最近では記録大会の更新記録のように35℃を楽々と超え、最高気温が毎年塗り替えられるような現象が続き、日本全国が熱くなっている。
異常気象が当たり前のようになってきた。

道場について、道着に着替えただけで汗ビショビショになる。
私がいる道場は、鉄骨1階建ての1階部分に道場があり、屋根はトタン屋根のため。屋根も焼けているし、床は岩盤浴が出来そうなくらい温かくなっている。
冷房は無く、大きな扇風機が1台あるだけだ。だから、夕方の練習にも関わらず、着替えただけで汗ビショビショになるのだ。

暑さ対策、特に熱中症にならないように練習が始まる前から水分補給には気を付けている。
のどがかわいていなくても、こまめに水分をとるようにしている。
夏場は特に、スポーツドリンクなどの塩分や糖分を含む飲料は水分の吸収がスムーズにでき、汗で失われた塩分の補給にもつながるので、取り入れている。
私が中学生の頃は野球部に所属していたが、練習中の水分補給は許されていなかった。
7月、8月の炎天下の中での練習でも2〜3時間は水分補給が出来なかった。
その頃は、「根性論」だけだったように思う。
根性も大切だが、今では考えられない。

また、練習だけでなく、普段から、通気性や吸水性の良い寝具を使ったり、エアコンや扇風機を適度に使って睡眠環境を整え、寝ている間の熱中症を防ぐと同時に、日々ぐっすりと眠ることで練習の時間だけでなく、普段から熱中症を予防に心掛けている。
そして、バランスのよい食事やしっかりとした睡眠をとり、丈夫な体づくりを目指している。体調管理をすることで、熱中症にかかりにくい体づくりをすることが大切だと思っている。
特に私は練習に参加できるのは、週1回が多いので、練習に参加できる前日と、練習後は特に気を使っている。

そして練習中は、氷枕(アイスバック)などの冷却グッズを利用している。
ボクシングの中継を見ると、インターバルの時にセコンドが選手のアイシングなどに使っている物だ。
ちなみに、首元や足の付け根など太い血管が体の表面近くを通っているところを冷やすと、効率よく体を冷やすことができる。
私は100円ショップで買ったものに、スーパーの刺身に付いている小さい保冷剤を10個ほど入れて使っている。

練習終盤になると暑さで集中力が切れやすくなってくる。
大体の道場では終盤にスパーリングを行うだろう。
ここで集中力が切れてしまっては、ケガのもとになってしまう。
今は、試合に向けた追い込みを後輩たちが行っているので、お互いにケガしないように切磋琢磨して行きたい。   


押忍。




 
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