日々、練習している中で私が実践してきた、また現在も実践中の内容を紹介したいと思います。
それは練習での内容のメモを取ること。
私の場合、仕事の関係で今までに4つの支部に所属し5つの道場を経験しています。
同じ極真空手の道場とはいえ、支部により、また道場、指導してくれる先生、指導員により指導の仕方に工夫がある。
幸いなことに私の場合は、今現在も含め、指導して下さった先生方に恵まれている。
中には、世界チャンピオンに指導していただいた事もある。
また、今は総合格闘技で活躍している方に指導していただいた事もある。
現在の道場は、支部の中でも数多く地方大会のチャンピオンを輩出している道場である。
基本稽古、移動稽古についてはどこの道場もあまり変わらないように思うでしょうが、本数が違ったり、実戦的な動きに近づけて行ったり、工夫されている。
道場によっては細やかな指導をしてくれる道場もある。
時には先生の武道論や護身的な話などもしてくれている。
最初の頃は、練習についていくだけでやっとでしたが、少し余裕が出てきた時からその日に行った練習内容、細やかな指導内容、約束組手の内容などを練習が終わった後、思い出してメモを取るようにした。
自主トレをする時に、そのメモを見て繰り返し反復練習したりして忘れないように心がけています。
学校の勉強でもそうだが、復習することが大切になる。
ある日のメモを紹介します。
受け返しについて
パンチ パンチを受け、パンチを返す。受けながら返す。カウンターをとる練習。
体捌きで攻撃をかわす練習をすること。
下段蹴り 蹴りを受け、蹴りを返す。受けながら返す。カウンターをとる練習。
体捌きで攻撃をかわす練習をすること。
パンチ・下段 パンチと下段で受け返しを行う。受けながら返す。カウンターをとる。
正確に受け返しを行う事。
先生より一言
グローブ・サポーターを着用することで、スパーリングの技術の向上は早いが、正確な受けが出来てこない場合が多い(痛くないからいい加減な受けになる)。
昔はサポーターなんてなかったし、直接打撃制の空手だから付けないで出来た方が良い。
出来れば月に1回くらいはサポーター無しで練習したほうが良い。
それとスパーリングばかりでは、ガチンコで力を出した時の体捌きができない。
これも月に1回くらいはガンダム練習などを取り入れて思い切り力を出せる練習をしよう。
これは、10年位前(緑帯時代)のメモです。
このメモを見るとその頃の練習風景が目に浮かんできます。
これからも自己流にならないよう、しっかりメモを取り、反復して稽古に励みます。
押忍。
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