黒帯〜極真空手の黒帯になるための徹底ガイド〜
 
 
 
 管理人・左衛門 極真空手修行記

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 「全日本○○チャンピオン」 左衛門極真空手修行記(2014/2)

全日本○○チャンピオン

前回、うちの道場にはチャンピオンが数人いるという話をしましたが、今日はその中でも全日本○○チャンピオンについて触れようと思う。

2月某日の道場稽古

●基本稽古
突き 各30本
受け 各20本
手刀 各20本
蹴り 各30本

全日本○○チャンピオンは、すべての動作が速い。
松井館長も、基本稽古の時、「だれよりも早く、だれよりも高く、だれよりも正確に技を出すことを意識して練習している」という話をされているが、まさにその通り。
こちらがその動作につられてしまうが、今日はさらに負けまいと早く動くよう意識して練習しました。

●移動稽古
この日はコンビネーションが中心だった。
突きのみ   技を変え5セット
蹴りのみ   技を変え5セット
突きから蹴り 技を変え5セット

●ミット稽古
各自、技を自分で指定して受け手に受けてもらう
軽く4本 
全力で10本 
を5セット
隣で、全日本○○チャンピオンが色帯のミットを持つ。
攻撃した際、ガードが下がると受けたミットが上段に返ってくる。
常に、ガードに意識が行くようにアドバイスしている。
残念だが、茶帯〜黒帯になるとアドバイスしてくれる先輩が少なくなってくる。
試合経験豊富で、しかも実績を残している先輩のアドバイスは強くなるためには大切。
自分がミットを持っている時でも、隣のアドバイスをよく聞くようにしています。
攻撃の時も、水月・鎖骨・レバーの位置を意識して正確に打つようアドバイスしていました。
正確な場所に渾身の突きを打たなければ組手で相手に効かすことは出来ない。

●スパーリング
今日は約束組手がなく、最初からスパーリングを行いました。
突きのみ
突きに蹴り技すべて

他の先輩と当たるときもそうですが、全日本○○チャンピオンと当たるときは特に注意が必要だし、自分の力を試せる場所でもある。

全日本○○チャンピオンには、よく足を払われて倒される。
倒されることでの体へのダメージはあまりありませんが、精神的なダメージは大きい。
最近は、その足払いを意識しているため、「鉄騎1」の型の中にすね受けの動作がありますが、自主トレで何度も練習してきた。

今日は、自然とその受けが出来ていたような気がする。
足払いをされても倒されることはなく、うまく力を吸収しサバけていたと思う。
しかし、正確に鎖骨やレバーに攻撃をしてくる。
ミット稽古の時から意識をしているからだろう。

稽古が始まってから稽古が終わるまで、「すべてを組手に生かせる稽古」と意識して積み重ねることはいかに大切か痛感した日だった。


押忍。




 
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